オグリ呼吸ラボで扱う行法

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武当派太極内丹法

武当派は中国の湖北省にある武当山で、現在も行われている氣の練功法の流派で、伍柳派(ごりゅうは)とも呼ばれます。武当山は道教の聖地にして、中国三大武術(少林派、武当派、峨眉派(がびは))の聖地でもあります。

内丹法は道教における仙道(仙人になる為の道)において、仙術の体得の為に使用されてきました。つまり仙人になる為の氣功法です。

武当派武術(太極拳、八極拳、形意拳)は、アクロバティックな少林派武術と異なり、氣の発経(はっけい)により相手を倒す内家拳が特徴で、道教の道士は、仙術と武術共に内丹法を学び、体得していきます。

武当派太極内丹法

武当派は中国の湖北省にある武当山で、現在も行われている氣の練功法の流派で、伍柳派(ごりゅうは)とも呼ばれます。武当山は道教の聖地にして、中国三大武術(少林派、武当派、峨眉派(がびは))の聖地でもあります。

内丹法は道教における仙道(仙人になる為の道)において、仙術の体得の為に使用されてきました。つまり仙人になる為の氣功法です。

武当派武術(太極拳、八極拳、形意拳)は、アクロバティックな少林派武術と異なり、氣の発経(はっけい)により相手を倒す内家拳が特徴で、道教の道士は、仙術と武術共に内丹法を学び、体得していきます。

古式マスターヨーガ

古式マスターヨーガは、カースト制度の最高位であるバラモン(司祭階級)のために作られたヨーガです。バラモンとは、科学や医学が今のように発達するより以前の世において、あらゆる問題を神への祈りや祭りによって解決をしていた人たちです。

完全な世襲制であるバラモンは、世襲する全ての人が優秀であるとは限りませんでした。また、時には10代で家業を継がなければいけないという事情もありました。従ってどんな人でも短期間で氣力と氣量と勘を確実に養う為の行法が必要とされました。こうして作られたのが古式マスターヨーガです。

近代的なハタ・ヨーガは様々なポーズを取り肉体的な柔軟性を必要としますが、“古式マスターヨーガ“はそれとは異なり気脈の通気加工と呼吸法を中心としており、立つ・座る等の自然体が中心となります。

呼吸法

基本となる呼吸法には、練氣法と調息法があります。

“練氣法“

  ・・・武息、半文息、武火

7つの各チャクラを回し氣を発生させる呼吸法。チャクラの部位によっても、呼吸の仕方が変わり、目の動きを使うものもあります。代表的な呼吸法は、まず目一杯、肺と胃に空気を吸い込み、胃の上の腹筋を閉めて、横隔膜を持ち上げ3秒〜5秒息を止めます。その後、半眼になりながら、ゆっくりと息を抜きます。呼吸法の中で息を止める行為を止息(クンバカ)と言います。

“調息法“

  ・・・進陽火、退隠符、頭頂開調息

練氣法により発生させた氣を頭部に上げたり下半身に下ろしたりなどして氣を動かし、氣の波を抑えたりする氣の運用法の一つです。発生直後の氣は、荒く波を持っています。その氣はやる気の元になりますが、同時に荒さを内包しています。行においては調息法により氣を深く沈め、心を平たくする必要があります。調息法にも様々な呼吸法がありますが、練氣法とは異なり止息を使用しません。代表的な調息法の一つに頭部に溜まった氣を抜く呼吸法があります。その方法は、ゆっくり息を吸い、止めずに吐き、同時に目を閉じて、眼球を上にギューっと上げます。これにより頭頂部の7番チャクラ(百会)より氣が排出されます。

トンレン

トンレンとは、本来チベット語で“与え、受け取る“事を意味している瞑想法で、チベット・ヨーガ、チベット仏教でも広く使用されており、古式マスターヨーガにおいても中核となる重要な行法です。サンスクリットではディヤーナ、サマーパッティーとも言われ、内丹法では定(じょう)と呼ばれます。当ラボでは、より実践的なトンレンの行法を行っております。トンレンは、氣を第三者と相互に循環させ、氣の内圧の調整や、気脈の詰まりの除去、精神の融合等にも使用することができ、練氣波の修行にも使われます。トンレンは本格的な修行の元になる、大事な行法です。トンレンにも様々な手法がありますが、基本的な手法としては、対象者と向かい合わせで座り、互いの両手をそれぞれ重ね合わせ、練氣法の呼吸法を行う方法があります。