Chakura_
チャクラについて
チャクラとは体内に七つある、氣(生命エネルギー)のエネルギーセンターです。自然に溢れる不活性な氣の元になる、精、精氣を収集し、圧縮、活性化することにより氣(生命エネルギー)を発生させる機能をもつ器官です。
鍛錬により各チャクラに氣を通し、氣の増幅や、凝縮(練る)をすることが可能となります。
各チャクラは、体の各機能と精神に直結しており、それぞれのチャクラに特徴や役割があります。チャクラは呼吸法により回す(活性化)ことによって、その特徴を目覚めさせ、力を発揮することが可能です。
チャクラは胴体に1番から5番があります。これらのチャクラによってパーソナルな自己の身体面の健康や、精神面の健全さを支えています。
また頭部には6番と7番があります。これらのチャクラは自己以外の人や物事等に関わるあらゆる現象に関わり、物理法則を超えてこの世とあの世の境界面にある物事を知覚、察知する機能を備えています。
各チャクラは単体でも、連動させても使用することができます。また上位のチャクラは下位のチャクラの下支えがあって初めて安定して作動します。この為、チャクラ開発は下位から順に行っていく事が基本となります。
1番チャクラ
1番チャクラは会陰とも呼ばれ、生殖器と肛門の間に存在します。
一番基本的なチャクラであり、人が肉体を持って生きていくために最低限機能している必要があるチャクラです。ここから地より上る不活性の陰の氣を収集しています。
2番チャクラ
2番チャクラは丹田、臍下丹田とも呼ばれ、へそ下約7cmに存在します。
太い精神を支えるための氣力を養う働きをしており、“腹が座る““腹が決まる“という言葉はまさに2番チャクラに氣が満ち、どっしりとしたブレない精神が宿ることを言います。
呼吸法によって鍛えることで、精神と肉体に大きく影響を及ぼし、変化をもたらすことができます。しかし、この為には正しい呼吸法を修得し、周辺の氣脈の詰まりや、チャクラの錆びつきを取り除き、正確に作動させる必要があります。
正確に作動した2番チャクラは呼吸法を行うことで、溢れる程の氣を放出し、その内圧で体全体を満たす程にパワフルになります。
2番チャクラは修行が進み高度な技術を修得し使用できるようになっても、変わらずに氣の発生の中心であり続けます。
3番チャクラ
3番チャクラはへそ上約7cmに存在します。
自己の精神そのものを司り、中でも表面的な個性(性格)に強く影響し、ウキウキしたりイライラする等、起こる物事に対しての瞬間的な個性(性格)の反応をコントロールしています。
呼吸法により作動させると、一定の期間、イライラしやすい人がおっとりした性格になったり、真面目な人が不真面目になる等、真逆の性格になります。この真逆の性格を経験することで、起こる物事に第三者的な目線から反応できるようになります。
これを応用し3番チャクラを作動させる事で、突発的な感情の起伏に対して真逆の感情の波をぶつけ、相殺(中和)させる事が可能になります。
4番チャクラ
4番チャクラはハートチャクラの呼び名から、その位置に誤解を生じやすいチャクラですが、正確には鳩尾の上約7cmに存在します。1番から7番までの全てのチャクラの中心として重要な役割を担うチャクラです。
“魂の座“とも呼ばれ、その名の通り人の魂が存在するチャクラで、人の想いの中心地であり、我々の想いはここから発せられています。“胸が躍る““胸が騒ぐ““胸が痛む“等の想いは全て4番チャクラから発せられているのです。
想いを司る4番チャクラは、それ単体で相手に想いを飛ばすことを可能とするだけでなく、3番チャクラで発生させた逆の感情を取り入れる事で、元の感情を相殺(中和)させるシステムをもちます。またセンサーとしての機能も有し、人や物、場所等の状態を確認し、物事の虚実を見極める為にも働きます。
行法においては6番チャクラや7番チャクラを稼働させる際の、中継点として重要な役割も担います。
自己の精神を制御する為には、最低でも1番から4番までのチャクラをコントロールする事が必要となります。
人の想いの起点、人の人生の起点として、その行動を左右する大きな意思決定はこのチャクラを中心になされます。従って4番チャクラには、人生を変える為の大きな可能性が秘められていると言えるのです。
5番チャクラ
5番チャクラは左右の鎖骨の間辺りに存在します。
3番チャクラが表面的、反応的な精神を司るのに対して、5番チャクラは長期的な精神、つまり人の生き方を司っています。生き方を司る為、人生の転機の際には4番チャクラに存在する魂と連動し、新たな生き方を導き出す為に働きます。
行法においては、このチャクラで現在や過去の負の生き方を、高い氣力よりなる精神的なゆとりによって解消し、整理します。人はまとう氣が大きくなるにつれて、心の波(良い心も悪い心も)も大きくなります。一方、霊性の高い6番、7番チャクラは周囲への強い影響力をもつために、この心の波を周囲に大きく波及させてしまいます。従って5番チャクラから上の6番、7番チャクラに進む為には、このチャクラを整え自己の精神を制御することが必須となるのです。
ここまでの1番から5番までのチャクラは、パーソナル(自己)にまつわる精神と身体を制御し整えるためのステージであり、ここまでを整えて初めて霊性を帯びたチャクラである、6番、7番チャクラの開発に進む事ができます。この6番、7番チャクラの開発は、この世とあの世の狭間に関わる物事を理解し、経験するステージです。
6番チャクラ
6番チャクラは第三の目とも呼ばれ、眉間の上約1.5cmに存在します。
人の全六感に通じていて、この世の物理法則を超えた力をもっている為、そのエネルギーの量は5番チャクラまでと比較しても桁が変わります。従って、下位の全チャクラの下支えがあって初めて安定して稼働します。
このチャクラの覚醒により五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)が必然的に研ぎ澄まされます。それに伴い、第六感(勘)が確信的に発達します。
6番チャクラは大量の気力を発生する為、意識集中により意識レベルを降下させることが可能となります。この力を利用し変性意識に降りることで、本格的な瞑想状態を作り出します。
6番チャクラがもつ物理法則を超えた力は、4番チャクラに存在する魂が内包している過去性や今世での人生の設計図、他の魂との約束等にアクセスすることが可能です。しかし、6番チャクラで取得した情報は、映像や音声のみの為、その意味までは理解することができません。
7番チャクラ
7番チャクラは王冠のチャクラや百会とも呼ばれ、頭頂部の後約3cmに存在します。
体における最上位のチャクラで、エネルギー量は6番チャクラよりも更に桁が上がります。最も霊性が高い為、覚醒されればこの世とあの世のあらゆる理を理解する為に機能します。
6番チャクラと密接に連携しており、6番チャクラで見た過去生等の映像や音声の意味を理解するために働きます。頭部において強いエネルギー(氣力)を使用するため、頭部における氣と氣脈の内圧が著しく上昇します。そのため7番チャクラの蓋を開け、氣の循環をさせることによる、内圧コントロールが必須となります。これが上手くいかず、頭の内圧を放置すると頭痛や精神障害等のいわゆる禅病を招く場合があります。従って、7番チャクラの開発に関しては相応の技術を要する師による指導を受けることを推奨します。